恋愛の始め方
「何、笑ってんだよ」


え?あたし、笑ってた?

ご飯を食べている間宮が、不機嫌そうにあたしに問う。


「そんなに、お腹空いてたの?」

「朝から、何も食ってなかった」


朝からってことは、今のご飯が今日の一食目ってこと?

そりゃ、お腹も空くか。

あっという間にご飯を食べ切り、間宮は食器をキッチンへと片づける。


「そのままで良いよ。後でやるから」

「サンキュー」


そして再び、こちらへ戻って来た間宮。

何故か、ジッとこちらを見る。

何?

あたしは手にしていたコーヒーを、テーブルの上に一度置く。


「飲む?コーヒー?」

「あるなら」


あたしは立ちあがり、間宮の分のコーヒーを入れてあげた。

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