恋愛の始め方
「検査入院が終わって、また胸が苦しいとほのかちゃんが訴えたら、次は救急車を呼んでください」

「え?」

「救急車を呼んで、うちの救命に来て下さい。救命には、良い医師が居ますから」


間宮先生や宮里先生、それに今は直哉もいる。

きっと、ほのかちゃんにベストな選択をしてくれるはずだ。

今のあたしが、ほのかちゃんやほのかちゃんのお母さんの為にしてあげられることは、これくらいしかない。

これが、吉と出るか?凶と出るか?

それは、神だけが知ること。

神様なんて、1度も信じたことない。

だけど、この時は願った。

ほのかちゃんが、ほのかちゃんのことを助けてくれる医師に出会えることを。

神様。

もし本当にあなたが存在するのなら、どうかほのかちゃんのことを助けてください。

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