恋愛の始め方
その後、間宮に言われた通りお風呂に入り、そのまま一緒に眠りについた。

そして次の日、あたし達は朝一で間宮の家を出た。


「本当に、送ってくつもり?」

「迷惑なわけ?」

「そう言うわけじゃないけど、でも・・・」

「俺が送りたいから、お前を送ってく。それ以上の理由が必要?」


間宮の言葉に、胸がキュンと鳴る。

間宮の癖に、カッコつけた台詞言わないでよ。

もっと、好きになるじゃん。

好きが募って、離れたくなくなるじゃん。

一緒に居るのに・・・

こんなに近くに居るのに・・・

どうして、間宮が遠くに感じてしまうのだろう。

それが、やけに胸を切なくさせる。

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