恋愛の始め方
初めて会った日の夜に始まった、今の関係。

面倒なのが嫌で、今まではワンナイトの相手ばかり探してきた。

もちろん、毎回上手くワンナイトの相手が見つかるわけじゃない。

そんな日は、酒の力に頼り、1人淋しい時間を過ごした。

今の関係に、不満があるわけじゃない。

むしろ、これからも続けていきたいと思う自分がいる。

いつか必ず来る別れを想像しながら、あたしは間宮との時間を重ねる。

それは傍から見たら、とても虚しく、脆い時間だろう。

だけど、きっとあたしには無理だろう。

誰かの奥さんになって、夫の帰りを待つなんて事は出来ない。

だって、あたしは救命を離れることなんて出来ない人間だから。

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