恋愛の始め方
「おい」


せっかく気持ちよく寝ていたのに、その声に起こされる。

まだ覚め切らない頭で、声の虫の主を探す。


「時間」


そう言われ、時計を探す。

もう、こんな時間なんだ。


「風呂入ってくんだろ」


軽く頷き、あたしはベットから立ち上がり、お風呂へと向かう。

お風呂に入ったおかげ、目が覚めた。

身支度を整え、間宮の車に乗り込む。

そして、自分の家までの道のりを案内する。


「病院から近いけど、1Kって狭くねぇ?」

「なんで間取り知ってるの?」

「今の部屋に引っ越す前に、1度見に来た」


そうだったんだ。

てっきり、ストーカーかと思った。

まぁ、それは冗談だけど。

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