恋愛の始め方
仕事中は気を張って居たせいか、そう足の痛みはなかった。

だけど業務を終え、着替えを済ませた時、足の痛み襲われた。

昨日の今日で、そう良くなるわけないよね。

疲れと痛みのダブルで、口からため息が零れる。

そこに、調度携帯が鳴った。

液晶画面には、「間宮」の文字。


「もしもし」

『終わったか?』

「はい」

『こっちもだ。駐車場で待ってる』


そう言うと、一方的に電話を切られた。

乗ってくって、言ってないのに。

なんて悪態をついてみるが、正直助かる。

荷物をまとめ、鞄を手に駐車場へと向かった。

一緒に来たから、探すこともなく間宮の車へと真っ直ぐに乗り込む。

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