貴方に恋して幸せでした
5月
先生と空田先生が2人でエレベーターの前で
立って話してた。
『あっ、一色さん!』
『ゆーちゃん、今日早いね』
空田先生とは、元々仲がよかったので
ゆーちゃんって呼ばれていた。
2人と一緒にエレベーターに乗り込んで、
『一色さん、髪切った?』
「えっ。なんできづいたんですか?」
4日ぐらい会ってないのに…。
『分かるよ〜笑笑』
何も言えない私。
そうしてるうちに自分が降りる階について、
『じゃあ、頑張ってね!』
「はい、頑張ります!」
そして、トイレに駆け込んで自分の顔を見てみると、斜めっていた。
だいぶ。
「なんて奴だ…」



< 3 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop