貴方に恋して幸せでした
塾について、カウンターへ向かう。
自習室のカードを借りる時に、そっとあの人が座っている席を見る。
、、、いた。

考え込みながら真剣にパソコンに向き合ってるあの人。
姿が見れただけで満足だとエレベーターへと向かう。
『一色さんだ〜。』
間延びした声。
あ。
目線の先にはあの人。
「先生。」
喜びを見せないように必死に平静を保つ。
『あのチョコどーだった?』
「んっと、美味しかったですよ。」
『間があったな(笑)』
 
うん。
そんな他愛もない話ができるだけで


幸せ。

< 8 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop