キミの隣、笑顔のあなた




「茉依、いろいろ話聞いてもらってありがとー!!」

「いいえ。」

「茉依もなんか買ったんだね。」

「うん、まあね。」

若干暗めの店内から出ると、外はまだ明るくて二人で思わず伸びをした。

茉胡の手だけではなく、私の手にもお店の袋が。


あの後も何回か茉胡はどれがいいかと私に尋ねに来て、結局メモ帳と、初めの黒いボールペンにすることにしたらしい。

私も澄にいへのプレゼントを買った。

私が選んだのは、初めに見ていた手帳グッズで、手帳に貼れるタイプの手帳の大きさのミニファイルと、なくなったら入れ替えができる細いタイプのふせんの本体と替えと、手帳につけるタイプの筆箱。





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