クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ

 久しぶりに帰った自宅は、冷え切っていて冷蔵庫の温度だ。
 急いでエアコンをつけ、1人用の炬燵に入る。


「……落ち着く」

 自分が動かないと無音だけど、今はこれがいい。



『着いた?』

 炬燵の上に置いた携帯が明るく反転して、羽野さんからのメッセージに既読をつけた。


『着きました。部屋が寒くて、炬燵に避難してます』

『炬燵あるの?!うらやましいな。でもそこで寝ないようにね』

『気をつけます。また遊びましょうね。今日は誘ってくれてありがとうございました!羽野さんにとって、いい1年になりますように』


 また遊ぼうなんて、この前まで言えなかったのにな。

 部長が女の人といたからって当てつけても、自分に跳ね返ってきて地味に痛い。


「最低だ、私」

 部長は何もしてない。
 私が勝手に妬いて、ムカついてるだけ。


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