クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ


「そんなに俺が好きか?」

 ずっと頬を赤らめている私を見て、部長は優しく笑っている。


「部長がいけないんですよ」

「愛斗」

「……愛斗さんの、せいです」


 彼は大して気にしていない様子で笑っているけれど、誰にも知られてはいけない秘密の日々が、また始まるんだよね……。

 高嶺の花で憧れの的の彼と、まさかつき合っていて同棲しているなんてバレたら、どんな処分が待ち受けているのか。

 それに、今度こそ間違いなく女子社員から一斉に妬まれるだろう。
 



「飲み足りないからつき合って」

 冷蔵庫からハーフボトルのシャンパンが出され、グラスを手にした彼がソファに座った。


「何か食べたいのがあれば持ってきていいから」

 苺と一緒に冷えていたチョコレートを出して盛り付け、彼の元へ向かう途中で足を止めた。


「どうした?」

「……これって」

 持っていたお皿をテーブルに置き、見つけたリボンを手にして戻る。



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