クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ



 夜が深くなり、眠りについた街を月とネオンが照らしている。
 ここからの景色はとても贅沢で、彼と一緒に過ごしていくこれからの毎日を想像しただけで、頬が緩みっぱなしになってしまう。




「もう寝る?」

 私に続いてシャワーを浴びた彼が、大胆に上半身を露にして出てきたから、ソファにいた私は両膝を抱えて俯いた。




「……もうこんな時間だもんな、眠いだろ」

 隣に座ってきた彼が、ウォーターサーバーの水を飲みながら私の髪をあやす。


「まだ、そんなに眠くはないです。金曜なので夜更かしもできるし」

 この状況で眠れるほど、図太くもないし慣れてもいない。
 一緒にベッドで眠るだけで、心臓が持たないと思う夜が何度あったことか……。



 テーブルに置かれたグラスの音に、視線だけを向ける。


「っ、いきなりどうしたんですか?」

 視線のやり場がなくて困っているのに、彼は回り込んでキスをしてきた。


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