Blood of the Olympus 〜神と血縁関係にある少年〜
「健。お前足遅いから辛いだろ?」

オレは運動神経が驚くほどない健に向けて元気づけのために言葉をかけた。
歩きからして少し、変なのだ。

「ううん。いいんだ。僕松島くんにはいっぱいお世話になってるから。」
健は満面の笑みで応えた。


健は昔から弱かったし、人と少し違っていた。



日本人は通常目の色は黒色だが、健の目は美しい緑色だった。綺麗な、雨に降られた後の森林のような緑。
その目を見ると、いきいきとした植物を思い出す、そんな緑。


身長もそれ以上伸びないのか中1の時からずっと、158cmで止まったままで、
力は並大抵くらいあるが体格差でいつも負けてしまっていた。





そんな、日本人離れした特徴と身長的な問題でオレが健を守らなきゃという謎の使命感に中学校の時からオレは燃えていた。
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