柔らかな彼女
私と恵美ちゃんは、本日のオムライスのセット、鈴木主任は
本日のハンバーグのセットを注文する。

「で?で?早坂さんの彼氏さんてどんな人ですか?」
いきなり…

「どんなって、普通の人です・・・。」

「なーんか、ショックだな-。いつも飲み会誘ってもきてくれ
ないけど、まだ大丈夫かなって思ってたのに、いきなり薬指の
指輪じゃ、もう割り込むスキないって感じ。」

と主任。この人何言っちゃてるんだろう?

「しょうがないですよ、主任いつも早坂さんのことチラチラ
見てたけど行動起こさないから。残念でした。
っていうか、辞めちゃうんですか?」

「え-?辞めないよ。別に結婚決まったわけじゃなくて、なん
ていうかこれは・・・。」

と言葉につまりながら、話しているとランチが運ばれてきた。

「食べよ。」

なんとなく、恥ずかしくて話を終わらせたくて、促す。

「うん、いただきまーす。
でもさー、会社にしてこなければバレないのに、してくる
ってことは、彼氏さんが虫よけのために会社でもしてって
いってるってことでしょ?嫉妬深いんですか?」

うう、鋭い。

「いや、そんなことないと思うけど?
私なんかに、声かける男の人なんていないと思うんだけど
彼がそういってくれるから、なんか、心配してくれるだけ
嬉しいっていうか・・・。」

「やだー、早坂さん。結構人気あるんですよ。
ただ、私に声をかけないでくださいオーラがビシバシ出てて
みんな躊躇してるだけです。綺麗だし、細いわりにおっぱい
大きいし。ねえ?主任?」

「って、やめてよ。そんなことないから。」

この子は、こんなカフェでランチの時におっぱいとか…
二人の視線が、私の胸を見ているようで思わず自分でも
胸を見下ろしてしまう。

「もう、この話なし。早く食べていかないと昼休み終わっちゃうよ。」

やっぱり、指輪してこないほうがよかった?
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