拾われた猫。
それを穏やかに見守る勇。
「お前は不思議な奴だな」
いつの間にか私の隣に来ていた左之。
「初めはあんなに殺気剥き出しだった総司がもう馴染んでる。
警戒心しか無かった奴らの真ん中がお前になってる」
彼はいつも言葉をくれる。
私が分からないものを教えてくれる。
私に言わせれば彼の方が不思議だ。
「あ!
左之!」
「抜け駆けはずりぃぜ、左之さん!」
「何の話だよ」
2人に絡まれるのはやっぱり左之だ。
貴方は気づいているのだろうか?
私が中心だと言った貴方も、2人の中心にいることを。