サヨナラの行方
結婚の話しだって、ほんの少しでも嫌がった。
すぐに話しをそらしていた。
何より、このままいくと2回目に突入する。
そんなこと、今まではなかった。
1回ヤって、それで終わりだった。
「やっ……ん」
この人、完全にするつもりだ。
今はもう、夜の11時を過ぎている。
ここに来て、4時間は経っている。
いつもなら、日が変わる前に家に着くように帰るのに。
このまましてしまっては、確実に12時に家に着いていない。
「ちょっ……と、時間。過ぎます、って……」
動く手をなんとか止めようと彼の手を掴みながら言うけど、息も切れきれになってきて何を言っているのか自分でも分からなくなる。
「大丈夫。今日は泊まるから」
「……は⁉」