キミが好きなのは俺
「ごちそうさまでした。」
ご飯を食べ終え、私は手を合わせて言った。
「ごちそうさまでした。美味しかったね。」
「はい!」
「陽菜ちゃんと一緒ってだけで、こんなにも違うんだね。」
健一さんは目を細めて微笑みながら私を見ている。
こんなにも違う…?
「何が違うんですか?」
「ううん、なんでもないよ。」
にっこりとした笑顔でそう言われ、健一さんにはぐらかされてしまった。
健一さんの余裕そうな姿に、たった1歳差とは思えないほど、大人だなと感じてしまう。
まぁ、もともと持っている雰囲気もあると思うんだけど。
「陽菜ちゃん、この後はどうするの?」
「せっかく学校に来たので、このまま課題でもやっていこうかなって考えてます。」
「そっか。本当は陽菜ちゃん、今日オフだったんだよね?」
「はい、そうなんです。」
健一さんとプラネタリウムに行った時に、オフ日のこと伝えてたんだよね。健一さん覚えてたんだ。