星に願いを、恋に幸せを。
なに・・・これ。
よく分かんないけど、凄くドキっとした。
「手なれてるっ??」
ベッドを挟んで窓を見ていた蓮に訪ねた。
「なわけねーよ!! 一緒躊躇ったし!!」
あっ・・・笑いと照れでごっちゃごちゃになってる。

「あははっ蓮ってそうだったんだ~!!やっぱり~!!♪」
「馬鹿にしてる?!」
この頃、こんなじゃれた話をする事が増えた。
前までは硬かった会話も、今は緩んできた。
「じゃあ言うけど、海恋さ~、本当にそういうの照れるから!!」
口が滑った。滑りまくった。
全然好意なかったら、何の感情もないのに照れてる・・・
って思われるだけのやつだっ!!

「・・・やっぱ、お前好きだわ!」
え・・・?
軽く笑って言ってるけど、笑って言えるものなのそれ。

「どういう事っ?!」
平常心平常心・・・。

「だからさ、」
蓮は1拍置いてまた話し出した。
「お前・・・海恋が好きだよ。付き合って欲しい。」
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