不良くんに愛されて
さっきとは違う優しい顔。


私はコクリと頷いた。


「だから言ったんだよ、送ってくって。お前、雄輝に言われたこと忘れたのか?この辺りは鬼車のやつらがいっぱいいるんだ」


何もなかったならよかったと言って、私の頭を撫でる楓翔。


安心した私の目に涙がたまる。


さっきと違う、安心の涙。


「帰るぞ」


そう言って手を出す楓翔。


< 122 / 174 >

この作品をシェア

pagetop