不良くんに愛されて
私は素直にその手を取った。


楓翔はふんわり微笑んで、ゆっくり歩き出す。


楓翔に家までの道を教えながら一緒に歩く。


その他の会話は一切しなかった。


そして、とうとう家に到着。


「今日は本当にありがとう!」


楓翔がいなかったら、私はきっとボロボロになっていた。


想像するだけでもゾッとする。


< 123 / 174 >

この作品をシェア

pagetop