溺愛〜ラビリンス〜
「大輝まだアイツに話し通してねぇからな、どうなるか分かんねぇ。だから日にちも決めてねぇ。ぬか喜びになるかもしんねぇぞ?」
「悠斗…キングに拒否られたら諦めるのか?」
面白がるように聞いてくる大輝。
「フッ…そうだな。簡単にそうかって諦められねぇな。」
「なら良い。ぬか喜びにはなんないだろ?」
ニヤリと笑って返す大輝の顔を見ながら、どれだけ大輝と龍也に心配かけていたんだろうと思った。
「二人共サンキュー。でもあんま気にしなくて良い…俺達の事はなる様にしかならねぇ…」
「悠斗?お前柚ちゃんに関しては優し過ぎるんだよ。柚ちゃんが大事で傷つけたくないのは分かるけどな?悠斗にとって柚ちゃんは妹じゃなく女なんだろう?だったら傷つけ合う事があっても良いんじゃないか?」
龍也の言いたい事は分かっている。