溺愛〜ラビリンス〜

「悠斗?自分の事を人間らしいと思ってたの?そんな風に思ってるの悠斗だけだよー?」


大輝が背後からからかうような声音で会話に乱入してくる。


「うるせぇぞ大輝?」


「悠斗さっきからひでぇな!」


「クックッ、仕方ないだろ?日頃の行いだ。大輝?」


龍也の突っ込みに不機嫌そうな顔をしつつ大輝は更に俺に絡む。


「悠斗ー?何か良い事あったのか?お姫様とデートの約束でもした?」


「………。」


「えっ、マジ?」


俺は何も言ってないのに興奮し始める大輝。


「悠斗本当か?」


興奮する大輝とは対称的に冷静な声で聞いてくる龍也に視線を向ける。


「…あぁ。」


「やったじゃん!悠斗!良かったな!」


大輝がいきなり飛びついてくる。


「ウゼェ…離せ大輝。」


俺が嫌そうに言うのを大輝は気にする様子もない。


「悠斗だって嬉しいんだろう?喜べ!」


「大輝落ちつけ。」


龍也が呆れ顔で言うと


「龍也は嬉しくないのかよ?悠斗がお姫様とデートすんだぞ?」


興奮して大輝が言い返した。




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