続·地味子の仮面を外す時
Lesson2:冬織様からの言葉
「お前、何様だ!?路頭に迷うだろうからと、優しい我が娘·芽野が奴隷にしてやったのに...!

...いつまでも自分のことをお嬢様だと思うな!そんなの前のことだろう?

今お前は、桜宮茂野崎財閥の奴隷だ。」

「っ...分かっておりますわ、けれども...」

「口答えをするな!」


冬織様はそうおっしゃいますと、あたくしの背中に足を乗っけてきたのですの。


「ハハッ、いい足掛けになるじゃないか。いいか、今お前はお嬢様じゃない。

もし次口答えしたら...」


冬織様はそうおっしゃいますと、あたくしの背中からゆっくりと足を下ろした。

そして、あたくしの目の前に手を突き出してきたんですの。


「お前はクビだ。いいな?」

「っ。ごめんなさい...」

「フン。いきがるからそうなるんだ。」


そういうと冬織様は、あたくしを蹴飛ばした。

「ゔっ!」

「お前はこんなふうに、芽野をいじめたのか?」
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