極上な御曹司にとろ甘に愛されています
「どうしたの?そんな慌てた顔して?」

高橋さんが戻ってきた時、私は田中君と連絡が取れずかなり焦っていたと思う。

だから、優しく声をかけられて、凄くホッとした。

高橋さんに私のカタカナ交じりのメモを見せながら、事情を説明する。

メモを見られるのは恥ずかしいけど今回は緊急事態だし、キチンと清書する余裕がなかったのだから仕方がない。

でも、高橋さんは私の子供のような乱雑なメモことには触れず、落ち着いた声で私を安心させるように笑って言った。

「ああ、その件なら俺も知ってるから大丈夫。すぐに先方に連絡するよ」

高橋さんがいつもの十倍キラキラして見える。彼を見て疲れも一気に吹っ飛んだ。

彼の素敵な笑顔に胸トクンと高鳴る。

私が高橋さんに見惚れてボーッとしている間に、彼は自分のデスクにノートパソコンを広げ、キーボードを操作して何やら処理を始める。

かと思ったら、すぐに電話を取ってネイティブのような流暢な英語で高橋さんは電話の相手と話し始めた。
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