極上な御曹司にとろ甘に愛されています
やっぱり彼はすごい。

高橋さんの仕事ぶりを感心しながらまじまじと眺めていると、受話器を耳と肩の間に挟みながら話をしている彼と目が合ってしまいドキッとした。

あっ、見とれてる場合じゃない‼ 自分も仕事しなきゃ。

高橋さんに田中さんの案件を任せ、自分はデスクの上に溜まっていた精算書を処理する。

自分の仕事を終えデスクの上の書類を片付けると、隣に座っている高橋さんが私に声をかけた。

「田中の案件の方は田中や真木さんにもメールで知らせておいたし、無事終わったから安心して。相田さんも仕事終わった?」

さすが高橋さん。仕事が早い。

「ありがとうございました!高橋さんいなかったら途方にくれてたかもしれません。私の方もお陰さまで仕事が終わりました」

私がペコリと頭を下げると、お腹がギュルルと鳴った。

……あっ、何でこのタイミングで鳴るの?
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