極上な御曹司にとろ甘に愛されています
「何かおかしなことでもあった?」

「はい、高橋さんにはバラが似合いそうだなって思って」

自分の思考を何の考えもなしにそのまま口にしてしまい……「あっ」と間抜けな声を上げる。

しまった……。私の妄想を本人に伝えてどうするのよ!

「相田さんて面白いね」

気を悪くした様子もなく高橋さんは穏やかに返すが、私は平静でいられなかった。

「あ~、忘れて下さい!深い意味はないんです。それくらい高橋さんが綺麗だからってことで」

「『綺麗』……ねえ」

顎に手を当てながら、高橋さんはポツリと呟く。

「俺はこの顔結構コンプレックスだけど」

『綺麗』って失言だったかな?

「そんな……勿体ないですよ。こんなに美形なのに。私なら手放しで喜んじゃいます。どんなに願っても普通美形にはなれないんですからね。整形したって高橋さんにはなれないんですよ。私、高橋さんのお顔凄く好きです。今まで見たどんな男性よりも格好いいって思います!」
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