極上な御曹司にとろ甘に愛されています
華ちゃんの目を見て頷くと、彼女は思わぬ告白をした。
「……あなたが……お姉ちゃんの恋人だった時から……好きだったんです。……でも、私には高嶺の花って諦めてて」
俺が高嶺の花ねえ。
華ちゃんって自己評価低いのな。
彼女が眼鏡を外した顔を初めて見るが、目は二重でぱっちりしてるし透明感があって綺麗だ。
まるで妖精のお姫様って感じで……。
「花は俺じゃなくて華ちゃんだよ」
「え?」
華ちゃんは意味がわからないっていう様子でキョトンと首を傾げる。
「何でもない。じゃあ、俺と付き合うことに異論はないってことで」
俺はニコッと笑って誤魔化す。
自覚がないならいい。
華ちゃんのこの姿を他の野郎には見せたくない。
……これが独占欲ってやつなんだろうな。
それからの俺の行動は早かった。
スマホで田中に連絡して居室にある俺と華ちゃんの荷物を持って来させると、会社を早退して彼女を俺の自宅マンションに連れ帰る。
< 317 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop