極上な御曹司にとろ甘に愛されています
何度寝ても見るのは私が病気で高橋さんがお世話をしてくれる夢。
夢も段階を踏んでいるのか、私の体調は少しずつよくなっていて……頭もはっきりしてきた。
☆
カタカタ、カタカタ……。
パソコンのキーボードを叩く音で夢から覚める。
卓が論文でも書いてるのかな?
うちの実家は群馬。私は東京で就職したし、弟も東京の大学に通ってて私達姉弟はお互い東京で一人暮し。
同じ私鉄路線に住んでるせいか、時々卓はふらりと私のアパートにやって来る。
だから、また卓がご飯でも食べに来たのかと思った。
喉が渇いているが、起きてキッチンに行く気力はない。
「……卓、お水持ってきて」
頭までスッポリ布団をかぶって、弟に声をかける。
また寝たら高橋さんの夢を見れるのだろうか?
だったらずっと寝ていたい。
夢も段階を踏んでいるのか、私の体調は少しずつよくなっていて……頭もはっきりしてきた。
☆
カタカタ、カタカタ……。
パソコンのキーボードを叩く音で夢から覚める。
卓が論文でも書いてるのかな?
うちの実家は群馬。私は東京で就職したし、弟も東京の大学に通ってて私達姉弟はお互い東京で一人暮し。
同じ私鉄路線に住んでるせいか、時々卓はふらりと私のアパートにやって来る。
だから、また卓がご飯でも食べに来たのかと思った。
喉が渇いているが、起きてキッチンに行く気力はない。
「……卓、お水持ってきて」
頭までスッポリ布団をかぶって、弟に声をかける。
また寝たら高橋さんの夢を見れるのだろうか?
だったらずっと寝ていたい。