極上な御曹司にとろ甘に愛されています
高橋さんに飛行機のチケットの手配を頼まれた時には、それはそれは喜んだものだ。
チケットを届けに行くとたいてい彼は客先に行っていて席を外しているけど……。
多分、高橋さんは総務の相田という名前を知ってはいても、私の顔なんて覚えていないだろう。総務の中では私は目立たない存在だったから……。
同じグローバル推進課と聞いてたから、席は近いかもって思ってはいたが、まさか隣とは……。
これは……マズイ。ハッピーなんてお気楽なことは言えない。ドキドキして仕事にならないじゃないの‼
ただでさえ、英語苦手で仕事も不安なのに……。
しかも、高橋さんは秘書室のお姉様方にも人気で海外事業部に異動というだけですでに目をつけられているのに、これでは益々恨みを買いそうだ。
だって、うちの課の女の子って私だけなんだもん。死亡フラグ立ちそう。
「相田さん、これから宜しくね。何かわからないことがあれば遠慮なく聞いて。相田さん?」
チケットを届けに行くとたいてい彼は客先に行っていて席を外しているけど……。
多分、高橋さんは総務の相田という名前を知ってはいても、私の顔なんて覚えていないだろう。総務の中では私は目立たない存在だったから……。
同じグローバル推進課と聞いてたから、席は近いかもって思ってはいたが、まさか隣とは……。
これは……マズイ。ハッピーなんてお気楽なことは言えない。ドキドキして仕事にならないじゃないの‼
ただでさえ、英語苦手で仕事も不安なのに……。
しかも、高橋さんは秘書室のお姉様方にも人気で海外事業部に異動というだけですでに目をつけられているのに、これでは益々恨みを買いそうだ。
だって、うちの課の女の子って私だけなんだもん。死亡フラグ立ちそう。
「相田さん、これから宜しくね。何かわからないことがあれば遠慮なく聞いて。相田さん?」