お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
留守番電話に切り替わった事で少し気持ちがクールダウンした。仕方ないなと思い、友達から来ていたメールを返したりしていた。
そうこうしているうちに、私の携帯が鳴った。
液晶画面には、今日登録したばかりの【棚橋大雅】という名前が出ている。先生から電話だ!
慌てて電話に出る。
「もしもし、棚橋だけど。電話に出れなくてごめんね。ドライブモードにするの忘れてた。家?まだついてないよ。帰る途中だよ」
私の電話に気がついて、車を路肩に停めたようだった。
「急なんだけど、今週の金曜日の夜空いてる?よかった。19時で予約しておくよ。悪いんだけど、神戸の方まで出てこれる?最寄りの駅まで迎えに行くからさ」
私は今週末に先生と食事に行ける事になり、予想しなかった急展開に戸惑いつつも、夢見心地だった。
「じゃあ、今から帰るから。また何かあったら電話してね。おやすみ」
時間にすると短いやり取りだったかもしれない。けれど、嬉しくて仕方なかった。週末が待ちきれなかった。
何の服を着ていこう?どんなお店だろう?どんな話をしたら・・・。
そんな事を考えていたら、あっという間に約束の金曜日がやって来た。
そうこうしているうちに、私の携帯が鳴った。
液晶画面には、今日登録したばかりの【棚橋大雅】という名前が出ている。先生から電話だ!
慌てて電話に出る。
「もしもし、棚橋だけど。電話に出れなくてごめんね。ドライブモードにするの忘れてた。家?まだついてないよ。帰る途中だよ」
私の電話に気がついて、車を路肩に停めたようだった。
「急なんだけど、今週の金曜日の夜空いてる?よかった。19時で予約しておくよ。悪いんだけど、神戸の方まで出てこれる?最寄りの駅まで迎えに行くからさ」
私は今週末に先生と食事に行ける事になり、予想しなかった急展開に戸惑いつつも、夢見心地だった。
「じゃあ、今から帰るから。また何かあったら電話してね。おやすみ」
時間にすると短いやり取りだったかもしれない。けれど、嬉しくて仕方なかった。週末が待ちきれなかった。
何の服を着ていこう?どんなお店だろう?どんな話をしたら・・・。
そんな事を考えていたら、あっという間に約束の金曜日がやって来た。