ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~ 
「とにかく。望月さんって、実際の年齢より外見的には若く見えるし、内面的には若々しいです。見た目と同じで健康的だし」
「ま、おまえの年齢んときくらいには、すでにもう十分んだってくらい酸いも甘いも経験したからな」
「あぁ。なんかもう人生悟ってるっていうか。達観してますよね、望月さん。それが私の感じてた哀愁なのかなと思ったけど、それとは違う・・・渋味。そう!望月さんって渋いんだ!」
「渋いのか、俺。いいなぁそれ。枯れてねえからな」

実際気を悪くしてないのか、望月さんはニコニコ笑ってる。
なんだか私の気分も上向いてきた。

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