ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~
「どうしたんですか?」
「あぁ。そん時な、世話してくれた看護婦・・今は看護師って言うんだよな。その姉ちゃんと仲良くなってさ。退院してから俺、姉ちゃんとこに転がり込んで、しばらくヒモ生活してた」
「は・・ヒモですか。ハハッ」
「だが3ヶ月程で止めた」
「えぇ?なんでですか」
「ヒモ生活は俺の性に合わねえってことが分かったから」
「ふぅん」
「自分の体使って金稼ぐのが俺には合ってんだよ。だからそれ以来、女に貢がせるようなことはしてねえ。もっとも、向こうが勝手にくれるってもんは、ありがたくもらってきたが」
なんて淡々と、そしてサラッと言っちゃう望月さんって、なんか・・・私とは違う世界を生きてきた、っていうより、生き抜いてきた人なんだ。
それでやっぱり私よりもずっと大人で、私よりもずっと年上なんだなと、改めて思った。
だって、20歳(ハタチ)と言ったら、私にとっては5年前のことなんだけど、望月さんにとっては、約20年前ってことだから・・・。
私たちって年齢的に差があるんだなぁと、この時私は初めて意識した。
「あぁ。そん時な、世話してくれた看護婦・・今は看護師って言うんだよな。その姉ちゃんと仲良くなってさ。退院してから俺、姉ちゃんとこに転がり込んで、しばらくヒモ生活してた」
「は・・ヒモですか。ハハッ」
「だが3ヶ月程で止めた」
「えぇ?なんでですか」
「ヒモ生活は俺の性に合わねえってことが分かったから」
「ふぅん」
「自分の体使って金稼ぐのが俺には合ってんだよ。だからそれ以来、女に貢がせるようなことはしてねえ。もっとも、向こうが勝手にくれるってもんは、ありがたくもらってきたが」
なんて淡々と、そしてサラッと言っちゃう望月さんって、なんか・・・私とは違う世界を生きてきた、っていうより、生き抜いてきた人なんだ。
それでやっぱり私よりもずっと大人で、私よりもずっと年上なんだなと、改めて思った。
だって、20歳(ハタチ)と言ったら、私にとっては5年前のことなんだけど、望月さんにとっては、約20年前ってことだから・・・。
私たちって年齢的に差があるんだなぁと、この時私は初めて意識した。