ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~ 
・・・望月さんの顔、見れないよ・・・。
でも・・・。

「今夜は止めとこうぜ」
「・・・私ってやっぱり魅力ないですか」と呟きながら、私は望月さんの顔を見た。

この人、相変わらず無表情だ。

「あのな。俺はおまえのことを抱く対象として見たことねえんだよ」
「今までだってそうだったんでしょ?」
「そりゃあまぁ、そうだが・・。ったく。俺を島野の身代わりにするなら止めておけ。経験者として言うが、俺じゃなくて、おまえが後で嫌な思いするから」
「しません。それに私、望月さんをあいつの身代わりにするとか、そんなこと全然考えてなかった・・・」
「そうか?たまたま俺がここにいるから、おまえは抱いてくれと俺に頼んでるんじゃねえのか?」

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