ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~ 
「あ・・でも。わたし、汗、かいてなぃ、ですか・・」
「暑いからな。俺も・・・かいてる。おまえは汗くせーの嫌か」
「えっ?ううん、そうじゃなくて・・望月さん、は?」

ついクルッとふり向いて聞いた私に、望月さんはニコッと笑うと「嫌じゃねえよ。むしろそそられる」と答えた。
その顔を見ただけで、なんだか安心した私は、ちょっと背伸びをしながら望月さんの首に両手を添えると、思いきってキスをした。

・・・ウイスキーの匂いがする。
それにこの人の首、ちょっと汗で湿ってる。
でも嫌じゃない。全然。

私も・・・そそられてる。

「・・・あせ、フェチ?」
「いいや・・・」と端的に答えた望月さんは、そのまま私を抱きかかえると、大きなベッドへ移動した。

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