ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~
女と一緒だった・・・?
瞬治さんが??
モデルルームに女性同伴・・私じゃない女と・・・。
私の世界が一瞬止まったような気がした。
「う、うそでしょ」
「嘘じゃねえ。ありゃどう見ても身内って感じじゃなかった」
「あのひと、女のきょうだい、いない・・」
「それに手の繋ぎようとかな、どう見ても“友だち”以上の仲良しだった。あぁ、あと女は、左の薬指に指輪はめてたぞ。島野がそれをよく触っちゃー、二人で見つめ合ってたしなぁ」
手、つないで・・・見つめ合って・・・。
指輪、って・・・!
一瞬止まっていた私の世界が・・・グルングルンに回り出した気がする。
「以上のことから俺が思うに、あいつはおまえと結婚しねえと思う。ま、俺の言うことを信じるか信じねえかはおまえが決めることだが、俺がおまえに嘘をついても、俺には何の得にも損にもなんねえってことだけは覚えとけよ。俺はおまえに見たままを言っただけだ」
「わたし・・・私、確かめるっ!」
瞬治さんが??
モデルルームに女性同伴・・私じゃない女と・・・。
私の世界が一瞬止まったような気がした。
「う、うそでしょ」
「嘘じゃねえ。ありゃどう見ても身内って感じじゃなかった」
「あのひと、女のきょうだい、いない・・」
「それに手の繋ぎようとかな、どう見ても“友だち”以上の仲良しだった。あぁ、あと女は、左の薬指に指輪はめてたぞ。島野がそれをよく触っちゃー、二人で見つめ合ってたしなぁ」
手、つないで・・・見つめ合って・・・。
指輪、って・・・!
一瞬止まっていた私の世界が・・・グルングルンに回り出した気がする。
「以上のことから俺が思うに、あいつはおまえと結婚しねえと思う。ま、俺の言うことを信じるか信じねえかはおまえが決めることだが、俺がおまえに嘘をついても、俺には何の得にも損にもなんねえってことだけは覚えとけよ。俺はおまえに見たままを言っただけだ」
「わたし・・・私、確かめるっ!」