ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~
「なんだよ」
「いえっ。何も」
ニコッと笑う私に、望月さんはいつもの無表情のまま、「まあ入れや」と、これまたいつもの淡々とした低い声で言いながら、玄関の扉を開けた。
日本家屋特有の、ガラスが入った引き戸のガラガラという音が、辺りに少し響く。
「はいっ。お邪魔します・・・わぁ。なんか・・おばあちゃんちに来たみたい」
「こんな感じか」
「はい。まぁ・・日本家屋です」
「そうか」
ちょこんと座った私は、望月さんと並んで靴を脱いだ。
「スリッパ履くか」
「履いた方がいいですか?」
「どっちでもいい」
「じゃあ、今は暑いから。素足で大丈夫です」と私が言うと、望月さんは少しだけ頷いた。
「いえっ。何も」
ニコッと笑う私に、望月さんはいつもの無表情のまま、「まあ入れや」と、これまたいつもの淡々とした低い声で言いながら、玄関の扉を開けた。
日本家屋特有の、ガラスが入った引き戸のガラガラという音が、辺りに少し響く。
「はいっ。お邪魔します・・・わぁ。なんか・・おばあちゃんちに来たみたい」
「こんな感じか」
「はい。まぁ・・日本家屋です」
「そうか」
ちょこんと座った私は、望月さんと並んで靴を脱いだ。
「スリッパ履くか」
「履いた方がいいですか?」
「どっちでもいい」
「じゃあ、今は暑いから。素足で大丈夫です」と私が言うと、望月さんは少しだけ頷いた。