私の青春、君の人生




「すっげぇ〜!」




河辺は真っ白になっていて、水は氷になっていた。




着いた瞬間、誰が言うわけでもなく、雪合戦が始まった。




寒いのなんか忘れるくらい、走り回って雪をぶつけ合う。





ふと、夏休みにみんなでやった水風船を思い出した。




冬馬に水風船をぶつけられた隼斗が怒って、そっからみんなで水風船合戦が始まったんだったな。




懐かしいな〜





「ぼけーっとしてんなよ!!」




あたしの頭が真夏に戻っていたとき、冷たい塊が顔に当たった。




「いったぁ……。美月ぃー!」




あたしは足元の雪をかき集め、ニヤニヤしながら雪を丸めている美月に向かって投げた。




あたしが投げたそれは、見事に美月の肩に直撃した。




いひひ。してやったり。



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