私の青春、君の人生
2人で雪玉をぶつけ合っていたら、今まで寒さで丸まっていた他の女子たちもみんな集まってきて、雪合戦開始。
ほんとに寒さなんか忘れて。
手が真っ赤になっても、もう感覚なんてなかった。
来たときは一面真っ白でキレイだった河辺も、今はもう足跡だらけで汚くなっていた。
「おい、マジやめろよおい!」
遠くでは阿部が叫びながら、氷の上に足を滑らせている。
───ドンっ
なにか鈍い音がしたと思ったら、突然氷の上に立っていたはずの阿部が消えた。
「え!?おい!穴開いたぞ!やべぇ」
すぐに穴から出てきた阿部が震えてる横で、冬馬たちが大笑いをしている。