COLORS~Blue~
「お姉ちゃん帰って来たかな?ちょっと見てくる」
「とりあえず。道具、片付けとくぞ」
「あ、うん。すぐ戻って来るから」


俺は、後者であることを願いつつ。
忽那を見送って、片付けを始めた。

ふと。
透子さんに点てた時の、茶碗が目に入る。


「…純粋に、じゃねーよな…」


そして、苦笑い…。

会えないから。
初めて、だから?

ただ。
透子さんが使った物。
それだけなのに。

苦しくなる…。

とにかく彼女に結びつけて。

思い浮かべる…。

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