COLORS~Blue~
正式に、となれば、透子さんも、俺に遠慮なんてなくなる。

例えば、仕事で遅くなったとしても。
離れの茶室なら、うちの家族に気兼ねもいらない。

まぁ、ネックは。
俺がまだ、未成年だということなんだろうけど。


「もし、稽古の時間が気になるなら。透子さんが早く帰れる日だけで、どうですか?」
「私に、合わせてくれるの?それは…」
「合わせるっていうか。僕の予定と合わないようなら。もちろん、ずらしてもらうことにはなりますけど」


いつも忽那に教えてる、これくらいの時間帯。
それなら、透子さんも気にならないはずで。

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