COLORS~Blue~
「透子。そうなさい」
「えっ?でも…」
「霧島クンには、これからデザートお出しするから」
「えっ?」
「そうなの、ママ?」
「説明の最中に、お腹を鳴らされてたら。霧島クンも説明できないでしょ?」


稽古はちゃんとつけてはいたものの。


「霧島クン。ゆっくり召し上がって」
「あ、はい。ありがとう、ございます」


どことなく、罪悪感を感じながら。


「ごめんなさい、霧島クン」
「いいえ。全然」


デザートを食べながら、透子さんを待った。

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