COLORS~Blue~
次の瞬間には、


「ほんと。できるといいわね」


もう透子さんは、大人の顔をしていて。


「…そうですね…」


俺は更に、口にしてしまう。


「でも…」
「ん?」
「今のは、ホンネです」
「…えっ?」
「透子さんが見ててくれたら。いい茶道家になれそうな気がするから」
「…涼佑クン…」


もっと深く。
透子さんに、入り込みたくて…。

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