COLORS~Blue~
感傷的になっていると言えば、なっていたんだろうし。
あきらかに。
いつもの自分とは、違っていた。

それでも。
俺は割と、冷静だったと思う。

フロントで聞いても、


―教えてもらえないだろう


思って。

透子さんの部屋。

俺はロビーで、透子さんと上司が戻るのを待って。


―ちょっとした。探偵ごっこだな


なんて。
どこか余裕すらあった。

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