COLORS~Blue~
「…俺のお茶は。まだまだですね…」


そう、反省する俺に、祖父は笑って。


「今日の稽古はここまでとしよう」


俺の肩を、ポンと叩いた。

また、彼女にお茶を点てさせてもらうのは。


―当分、先になりそうだな…


「ありがとうございました」


部屋を出る祖父に頭を下げながら。

俺は小さく、ため息を吐いた。

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