私が出逢ったキセキのかけら
「だから、オイラは神さ……」

「「それは、知ってる」」

「じゃあ、別に……」

「「そーじゃなくてっ!」」

「(……にゃんで、そんなに息ぴったりにゃ……?)じゃあ、にゃんにゃんだ??」

「あたしが会って話したクロは、黒髪の美少年だったよ?」

「……美少年……」


優弥から、そんな呟きが聞こえたような気がするがスルーする。


「あ~、そー言うことだったにゃ~」


ネコの方のクロは、妙に納得した様子で、フムフムと、頷いていた。


「オイラは、あいつの式紙……使い魔みたいなものにゃ」

「「へぇ~」」

「あれ?言ってにゃかったか?」

「「言われてねぇよっ!!」」

「そうか、そうか~。まぁ、それはどーでも良いとして~」

「「(どーでも良くねぇけどな?)」」


2人が息ぴったりに、再々同じことを思っているなんて全く知らない quiettear 弥くんと瑠奈ちゃん。

一応話はすすめる。
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