あ甘い恋は、ふわっと美味しく召し上がれ


藤原課長が席を離れてから、桜子さんにもう一度聞いてみた。

桜子さんが、しばらく考えてから言う。

「裕二がねえ。もちろん。アメリカではビックデータを使って会社を管理する手法を採用する会社が出て来てるから、今、それを学ぶ意味は大きいと思うけど。
裕二がそう決めたんなら、仕方ないんじゃ……」

私が何か言う前に、月島さんが口を開いた。

「お前、まだそんなこと言ってるのか?たかがプリンだぞ、たかが物のためにあいつの足引っ張ってるんだぞ。いい加減成長しろ、アホ」
といつものように、容赦ない。

「アホって言われても、裕二さん聞いてくれないし」
私は、すこし拗ねて言う。

「お前のためを思ってるんだろう」

「ん……」
そうなの?
裕二さん私の為を思ってるの?
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