あ甘い恋は、ふわっと美味しく召し上がれ
出かけに、ちょうど私あてに電話がかかって来たので、裕二さんに先に行ってもらってた。
私は、国崎君と恵麻ちゃんに挨拶すると、半ば走りながら会社を出た。
急げば、課長つかまえられるかな。
『喫茶店の場所?知ってるよ。最初の面接がそこだったからね。会社の設立から経緯までその喫茶店で話を聞いたよ』裕二さんそう言ってたけど。
そういえば、喫茶店の名前も「エビスヤ」だっけ?
何か、関係があるのかな。
「お待たせしました」
喫茶店のドアを開けて、私は中に入った。
「いらっしゃい」
「ん?」
店の中から、社長の声がするけど姿が見えない。
カウンターに裕二さんの姿が見える。