水色ガールフレンド
「ねぇ、ちょっと付き合って」
ふいに言われて連れてこられた場所はTSUTAYA。
自転車をとめて、連れられるまま入店して、2階のレンタルコーナーへと階段を上る。
「話してたら見たくなっちゃった」
そう言って映画コーナーへと行くと先程話していた「悪夢探偵」のDVDを手に取りレジへと向かう。
意外にも彼女はホラーが好きらしく、ホラーやオカルト系が苦手だと言った俺に
「これならそんなに怖くないよ」
と言って進めてきたのが
今、彼女がレジへ持って行った「悪夢探偵」。
題名からして怖そうなソレを多分俺も見ることになるのだと思うと多少顔がひきつる。