陰にて光咲く



そして、健太が箸を置いて再び口を開いた。


「やっぱり最初に思った通りだったな、最初から拓夢に対する態度変だったし。今度アズマに会ったら俺からも言っとくよ。拓夢にもう一切関わるなって」


その話を聞いて俺は抱えていた頭を上げた。


それはまずい…


俺と親友だと思ってるアズマに、俺と一切関わらないでほしいなんて部外者の健太が言ったら何しでかすかわからない。


とんでもない仕返しが待ってるかもしれないし、今のアズマならやりかねない。


根拠はないけど、嫌な予感がする。


健太を巻き込むわけにはいかない。


「大丈夫だよ。俺が何とかする…」


「いや、でもさ…」


「これは俺の問題だから」


まだ間に入ってこようとする健太に、強めの口調で言った。


健太はそれ以上、何も言ってこなかった。



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