夜の甘やかな野望
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色々と手を出すって厄介なことを招く・・と、つくづくと改めて自覚した。
刺されたこともだけど。
宗忠は実家の自室で、長い間スマホをみつめていた。
1週間ほどで退院し、しばらく不自由だから実家に戻ってきていた。
母には、マンションで莉奈さんにお世話をお願いしたらと勧められたが、丁重にお断りをした。
すぐ上の兄である宗雅がいるのが、少々うっとおしいが、やっぱり実家はいい。
うっとおしい兄とリビングでくつろいでいた時、母が菓子折りを手に入ってきた。
「たーちゃん。
大学の方に行くのはいつかしら?
お見舞いをいただいたから、このお菓子を皆さんにお配りしてね」
宗忠はクッキーを選ぼうとしていた指を止めた。